1から分かる浄土真宗 浄土真宗の教えが分かる

今から800年前、親鸞聖人が明らかにされた教えを浄土真宗といいます。
初めて勉強する人にも、分かりやすいイラスト入りで、浄土真宗を1から解説していきます。

お釈迦さまと阿弥陀仏は、同じ仏さまですか?

061

問お釈迦さまと阿弥陀仏は、同じ仏さまですか?
答「仏といったら、呼び方が違うだけで、皆同じだろう」と思っている人が、世の中には少なくありませんが、お釈迦さま(釈迦牟尼仏)と阿弥陀仏とは、全く違う仏さまです。その違いを知らないと、仏教は全く分かりませんので、よく知ってください。

お釈迦さまは、地球上でただお一人、仏のさとりを開かれた方ですから、「釈迦の前に仏なし、釈迦の後に仏なし」といわれます。そのお釈迦さまが、「私の尊い先生を紹介しに来たのだよ」と、私たちに教えてくだされたのが、阿弥陀仏(弥陀)といわれる仏さまなのです。

 

問釈迦と弥陀の関係を、詳しく教えてください。
答『御文章(御文)』2帖目8通に、「ここに弥陀如来と申すは、三世十方の諸仏の本師・本仏なれば」とあるように、阿弥陀仏は、十方諸仏の本師本仏と教えられています。

「十方」とは、仏教で大宇宙のこと。この大宇宙には、地球のようなものが無数に存在します。地球は大宇宙の中の塵にすぎません。ですから、地球に釈迦が現れたように、大宇宙には数え切れないほどの仏が現れていると、お釈迦さまは説かれています。それらの仏を、「十方諸仏」といわれます。例えば、大日如来や薬師如来、奈良の大仏・ビルシャナ如来など皆、十方諸仏の中の一仏です。

十方諸仏とは、大宇宙にはガンジス川の砂の数ほどの仏がましますと、お釈迦さまは説かれている。

次に「本師本仏」とは、師匠、先生という意味ですから、阿弥陀仏は、あらゆる仏の先生である、ということです。
では、お釈迦さまとの関係は、どうなるでしょうか。地球では、釈迦以上に偉い方はありませんが、大宇宙からいえば、釈迦も十方諸仏の一人ですから、弥陀と釈迦の関係は、師匠と弟子、先生と生徒に当たります。
弟子の務めは、先生の御心を正確に、一人でも多くの人にお伝えすること以外にありません。だから弟子のお釈迦さまは、先生である阿弥陀仏の御心一つを、生涯教えていかれました。それが仏教です。

あらゆる仏の先生が阿弥陀仏。弥陀と釈迦は師弟の関係である。

問親鸞聖人は釈迦と弥陀の関係をどうおっしゃっていますか?
答「如来所以興出世 唯説弥陀本願海」

「如来、世に興出したまう所以は、唯、弥陀の本願海を説かんがためなり」(正信偈)
「如来、世に興出したまう所以は」とは、釈迦が、この地球上に現れて、仏教を説かれた目的は、ということです。「唯説」とは、ただ一つのことを説かれるためであった、ということ。それは「弥陀の本願」、阿弥陀仏の本当に願っていられる御心ただ一つ。仏教と聞くといろいろなことを教えられたように思いますが、釈迦45年の教えは、弥陀の本願以外なかったのだ、との断言です。
釈迦と弥陀の関係を知れば、親鸞聖人のお言葉も、深くうなずけるでしょう。

「唯説弥陀本願海」、弟子であるお釈迦さまは、先生である阿弥陀仏の御心、阿弥陀仏の本願ひとつ、生涯教えていかれた、お釈迦さまが仏教を説かれた目的はただひとつだと親鸞聖人は断言されている。阿弥陀仏の御心は果てしなく広く、深いので、海に例えられている。

初めて当サイトに訪れた方や何度か当サイトに訪問されている皆様。もし記事のような内容をもっと知りたいと思われましたら、『とどろき』無料プレゼントにご応募ください。
(関連記事)

このページの上部へ