1から分かる浄土真宗 浄土真宗の教えが分かる

今から800年前、親鸞聖人が明らかにされた教えを浄土真宗といいます。
初めて勉強する人にも、分かりやすいイラスト入りで、浄土真宗を1から解説していきます。

お釈迦さまとは、どんな方なのですか?

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問お釈迦さまとは、どんな方なのですか?
答お釈迦さま(釈尊ともいう)は、今から約2600年前、インドで活躍されたお方です。今日三大聖人、二大聖人といわれても、常にトップに挙げられます。


世界文化史の大家、H・G・ウエルズは世界の偉人のトップに釈尊を挙げ、
「公平にどの点からみても、世界最大の偉人は、仏陀釈迦牟尼仏である」
と言っています。お釈迦さまは、35歳12月8日に仏のさとりをひらかれ、80歳2月15日にお亡くなりになりました(仏さまが亡くなられることを涅槃の雲にお隠れになるともいいます)。
その45年間、仏として説かれたみ教えを、今日、仏教といいます。

 

問死んだ人を仏というのではないですか?
答仏とはさとりの名前をいいます。

一口に「さとった」といっても、さとりには低いさとりから高いさとりまで、52の位があります。その下から52段めの最高のさとりを仏のさとり(仏覚)といい、これ以上、上がないので無上覚ともいわれます。
1段違えば、人間と犬や猫ほど境界が違うといわれ、手足が腐るほど修行した禅宗のダルマでさえ、30段程度までしかさとれなかったといいますから、「死人=仏」がいかに間違いであるかが分かるでしょう。
地球上で仏のさとりまで到達された方は、今日までお釈迦さまだけですから、「釈迦の前に仏なし、釈迦の後に仏なし」といわれます。

【さとりの52位】。中国天台宗を開いた天台は「私は、下から10段にも至らなかった」と言っている。ダルマは「わしは面壁九年で30段くらいじゃ」。【さとりを開くことを山登りに例えると】最初は「何も見えないぞ」、中程では「だんだん見えてきたぞ」、頂上で「周りじゅうの景色が見えるぞ」。

問2600年前に説かれたことが、どうして今日分かるのですか?
答お釈迦さまのご説法は、今日、経典(お経)となってすべて残っています。ご説法を聴聞したお弟子たちが書き残したものです。

お弟子の1人が、「私はこのように聞きました」と発表し、500人のお弟子全員が、「間違いない」と同意して初めて記録されました。この会議を仏典結集(ぶってんけつじゅう)といいます。経典が「如是我聞(是くの如く我聞く)」で始まっているのはそのためです。
お経は巻物となって残っていますので、1巻2巻と数えられます。全部で7000余巻あり、それを一切経とか、八万の法蔵、あるいは一代教といいます。

【仏典結集の様子】。「ある時私は、釈尊からこのようにお聞きしました」。【七駄片馬とは】かつてインドから中国に経典が運ばれる時、7頭の馬にも積み切れなかったので、一切経を七駄片馬ともいわれる。

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