他力本願という言葉をよく聞きますが、他力とは、他人まかせのことですか?みんな他力というと、「他人のふんどしで相撲を取る」ことのように思っています。力のない人が力のある人に助けを求める依存心と思っているのでしょう。新聞に堂々と、「他力本願ではいけない、自力更生でなければならぬ」と書かれているのもその証拠です。しかし他力の語源は仏教なのですから、仏教の意味に従わなければなりません。
では、仏教で他力とはどんな意味なのか。親鸞聖人は、「『他力』と言うは如来の本願力なり」(教行信証)と明示されています。如来とは、阿弥陀如来のことですから、阿弥陀如来の本願力のみを他力というのです。
阿弥陀如来の本願力とは、どんなお力ですか?阿弥陀如来とは、大宇宙のあらゆる仏の先生です。その阿弥